自分でビジネスをしている人にとってSNSは低コストで集客できる、魅力的なツールです。
しかし現在では多種多様なSNSがあり、
「どのSNSを使えば良いの!?」
と迷走している人も多いのではないでしょうか?
今回は集客に使えるSNSとどのSNSを使うべきかのヒントをご紹介します。
やみくもにSNS発信を続けている方は必見です!
SNS集客する時のポイント
まずは、自分のビジネスの目的を明確にし、その目的に沿ったSNS集客を目指しましょう。
フォロワー数やいいねがたくさんつけば良いというものではありません。
フォロワー数が少なくてもきっちりと売上を上げている方はたくさんいますので。
それではSNS集客の具体的ポイントを説明していきますね。
ビジネス内容に合わせる
効率的に集客するためにビジネス内容によって最適なSNSを選ぶ必要があります。
- 店舗
- セミナー・コンサルティング系
- 情報系(動画教材)
- 物販 など
セミナー、コンサルティング、情報商材は購入までに顧客教育をしていく必要がありますので、それに合うSNSを使います。
物販は実際に目で商品を見ることのできるSNS媒体との相性が良いですね。
自分のビジネス内容は、どのような情報発信の方法が合っているかを見極めていきましょう。
ターゲットを決める
次にターゲットを明確にしておきます。
各SNSでは利用者の多い年齢層というものがありますので。
- どのターゲット層に
- どんな情報を
- どのようになって欲しいのか?
これぐらいまで具体的に落とし込んでみましょう。
そうすることによって、どのSNSを使って、どのように集客すればよいかがクリアになってきます。
集客に使えるSNSの特徴
では、どのSNSを使えば自分のビジネスの集客に繋がるのでしょうか?
展開しているビジネス内容によって集客しやすいSNSが異なってきます。
飲食店やアパレル、美容系などはInstagramとの相性が良い
有形の商材を扱っている会社にとって、視覚に訴えることができるInstagramは使い勝手の良いSNSです。
ユーザー層も20代から40代が多いので、目に留まる写真を使って興味を惹きつけることが可能。
アパレルやコスメとの相性が良いと言えますね。
またショッピング機能が実装されたことで
「この商品欲しい!」
と思ったユーザーがそのままInstagram内で購入まで完結できるようになっています。
しかし、最近ではInstagramに参入する企業や個人が増えているためアルゴリズムに沿った投稿作成が重要になっています。
フォロワーが思うように増えず、多くのアカウントに埋もれてしまう可能性もあるので、時代の流れに合わせた差別化をしていく必要があります。
無形サービスのコーチ・コンサル・講師業など、教えることを仕事にしている方にもおすすめ
Instagramを投稿するには映える写真が必要と思うかもしれませんが、今は文字を書いた画像を載せることで、ブログのように読んでもらうこともできます。
写真を撮るのが苦手な方でも、文字の画像と文章だけなら投稿しやすいと思うので、お役立ち情報や自分の想いを伝えて、ファン化を加速させていきましょう。
X(Twitter)
新商品やキャンペーンを拡散させたい時はTwitter
コンビニや大手メーカーがキャンペーン投稿をしているのを見たことがあると思います。
Xはリツイート機能があるため情報を多くの人に拡散させたり、話題を集めたりするには最適なんです。
ただし、これはフォロワーが一定数いる場合にはパワーを発揮するので、初心者の方には難しいかもしれません。
匿名で利用しているユーザーが多いため、LINE公式に登録してもらってお客様情報を確保する方法を併用するのも良いですね。
イベント集客や経営者向けサービスにはFacebook
実名登録しなければいけないため、他のSNSと比べると信頼度が高いのが特徴です。
拡散力は他のSNSと比べると弱いものの、既存のフォロワーとの結びつきが強いためリピーターの獲得が望めます。
40~50代の利用者が多いのでその年齢層に合った商材や、経営者向けのサービス(例えば、コンサルティングやコーチング)とは相性が良いと言えますね。
Facebook内のグループ機能を使ってオンラインサロンを主催している人も多くいます。
TikTok
注目を浴びさせたいならTikTok、ライバルが少ないので見てもらいやすい
15秒ぐらいの短い動画で見せたいならTikTokはおすすめ。
ショート動画で表現しやすい、料理系、ファッション系、ダイエット系などが向いています。
また、フリーランスのライフスタイルを見せていくVlog(ブイログ)として使っている方も増えています。
Tik Tokは最新情報が得られるので、流行に敏感な人に見られやすいSNSです。
ただし、気軽すぎるのでセミナーや高単価な商材を販売したい場合はLINE公式かメルマガに誘導し、情報をしっかり伝えた方がいいでしょう。
LINE公式
ユーザーを育てるナーチャリングに向いている
他のSNSと比べると日本国内のユーザー数が圧倒的に多く、年齢層の幅が広いのがLINEです。
ユーザーに自ら登録してもらう必要があるので拡散力は期待できません。
しかし「1:1」でのトークができるので、個別対応がしやすく集客に結び付きやすいのが特徴です。
また、動画や音声の配信も可能ですのでユーザーを購入者へと育てるためのナーチャリングしやすいSNSでもあります。
たくさんの機能があり、クーポンの発行やポイントカードとしての利用もできるのでネイルサロン、美容院、カフェなどの実店舗との相性も良いですね。
ただし、登録者数が増えて配信数が多くなると費用が発生してしまう点は注意が必要です。
SNS集客を成功させるコツ
各SNSの特徴や強みを理解して、自分のビジネスにフィットしたものを選択してくださいね。
ここからはSNS集客を成功させるためのコツを解説します。
実際に使って検証する
ここまで記事を読んで、結局どれを使えば良いのかわからない!と混乱している方もいるかもしれません。
そんな時はまず、SNSアカウントを開設して発信を始めてみてください。
どれもまずは無料で始められますので。
頭の中で考えているだけでは結果は出ません。
もちろん失敗することもあるかもしれませんがそれも学びです。
うまくいかなければまた違う方法を試せばいいだけです。
複数のSNSを掛け合わせる
上記でご紹介したSNSのどれか1つに決めるのではなく、複数を利用してそれぞれを掛け合わせるとより効果が高まります。
例えば、X(Twitter)からLINE公式へ案内して登録してもらうのも良いですし、
Instagramで情報の触りの部分だけを開示して、更に深く知りたい方はブログへどうぞ、という流れを作ってみる、など。
この組み合わせも、ビジネス内容やビジネスのフェーズによってどれが最適なのかが変わってきます。
いろいろ試して検証してみてくださいね。
SNS発信を継続させる
アカウントを開設し数回投稿しただけでは集客には結び付きません。
ここが広告とは大きく異なる点ですが、SNSはあくまでコミュニケーションツールなんです。
購入者になってくれるかもしれないユーザーは発信者であるあなたのことをSNSを通じて見ています。
共感してもらえるような発信をして、それが信頼に繋がり最終的にお客様になっていただく、という流れです。
それにはコンスタントな発信の継続は必須ですね。
SNS集客において気をつけること
SNSの投稿内容やLINE公式で配信している内容には著作権があります。
勝手に他社のデータや内容を第三者に公開することはできません。
違反した場合には著作権の侵害となる可能性がありますので注意が必要です。
投稿内容や写真は極力オリジナルのものを使用しましょうね。
コツをおさえてSNS集客を効果的に
SNS集客は広告のように1回限り、という訳ではなく中長期的に集客することができます。
アカウントを運営することでそれが資産になり、またマーケティングを実践で学べる場でもあります。
自分でビジネスをされている方は今回の記事を参考にして、ぜひSNS集客にチャレンジしてみてくださいね。
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