法人化において意識すべき4つのことと、目標設定方法について

法人化

2023年に導入されるインボイス制度の影響もあり、個人事業主から法人化を目指す方も増えています。

ただ、法人化するためには、どんなことを意識すべきなのか?よくご質問をいただくので、今回は法人化の際に大切な4つの施策を優先度の高い順にご紹介します。

法人として事業を運営されて間もない方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

法人化において大切な4つのことと、目標設定方法

法人化 4つ

法人化して優先的に、意識すべきことを大きく4つ挙げてみました。

①安定した売上のための仕組みづくり
②チーム化&人脈づくり
③ターゲットの見直し
④自分にしかできないことへの集中

WEBマーケティングで売上利益の確保、仕組み作りを1番に優先にするのは変わりません。

その後チームで動くのが前提になるので、人脈作りやチーム化が大事になります。

また、ターゲットの見直しは「to Bの法人案件だけ取る、初心者に提供→中級者に提供」などレベル感を上げていくと、単価も高くできますね。

さらに、経営者として、いかに自分にしかできないことに集中するか?を意識します。

それでは、具体的にひとつずつみていきましょう。

法人化において大切な4つのこと第一位:安定した売上のための仕組みづくり

法人 仕組み

起業3年目でも、第一位としてご紹介した「安定した売り上げのための仕組みづくり」は、法人化してからも最重要項目となります。

WEB集客、マーケティングを強化して、お客さまが勝手に申し込みしてくださる仕組みをつくっておきましょう

弊社では、法人化してすぐに、上場企業さんからのご依頼がホームページ経由で入ったことがあります。

WEB上でも、会社としての体裁を整えたり、事業理念や内容をしっかり見せていたのが、決め手になったのだと考えています。

法人としての信頼度を測るモノサシとして、ホームページの有用性を実感できました。

安定した売上のための仕組みづくりの目標設定方法について

安定した売上にするには、サブスクのように定期販売できる商品サービスを作るか、高単価商品サービスを作り販売する必要があります。

とくに仕組み化しやすいのが、WEBマーケティングを使った施策です。
WEB上でいかにお客様にスムーズに自社商品サービスまでたどり着いて購入していただけるか?その導線を作ることが必要です。

ですので、いつまでにその流れを作るのか?逆算してホームページの準備やLPや告知案内ページの準備や公開日時を決めておきましょう。

また、数字やデータを取りながら分析し、どこが弱くてどこを強化するべきか?月1回はミーティングをし、毎週進捗状況の確認も必要です。この行動を目標設定とすると、結果的に改善することになるので。

逆に結果だけを目標にするとストレスになったり実現不可能になってしまうので要注意です。

法人化において大切な4つのこと第二位:チーム化&人脈づくり

法人 チーム化

法人化してからは「チームで動くことしか考えない」と言って良いほど重要なのが、チーム化です。

自身の商品サービスによって、貢献できる人を増やそうと考えると、自分ひとりでは限界がありますよね。

そこで、

・誰をチームメンバーにするか?
・どういうチームをつくるか?
・誰にどの役割をさせるか?

といった方向性を固めたうえで、チーム作りのためのマネジメントに力を入れていきましょう。

たとえば「チームメンバーに何を求めるか?」によって、いっしょに働くメンバーも変わってきますね。

忙しいので、すぐに即戦力となるような人材がほしいのか。

それとも、スキルは最低限でも、コミュニケーションがしっかりとれる、人に気遣いできるなどの人間性を重視するのか、選択基準はそれぞれですね。

さらに、チーム化をするために「人脈を広げる」ことを意識しましょう。

たとえば、コミュニティの主催者と仲良くすることで、価値提供を前提に動いていくと、出会いたい人とのご縁をつくっていただけたりする可能性も高いので、おすすめですよ。

チーム化&人脈づくりの目標設定方法について

人脈づくりだと、できれば対面でお会いしたほうが話が進みやすいので、毎月1回は何かしらの会や経営者の集まり、フリーランスの集まりに顔を出すように行動するのもおすすめです。

チーム化には、フリーランス・個人事業主のほうが声をかけやすく、同じ価値観、ビジョンの方が見つかるとぐんぐん先に進めるので。

また、1回会っただけではなかなか人柄や一緒に仕事が長くできるのか?判断しにくいので、長期的に遊びでもいいので関わってみて判断するのも良いかと。

特にピンチな時、困ったときにどう対応するか?ここで、その人なりの人柄が現れますよ〜
感情の浮き沈みが激しい方だと、チームに向いてないプレイヤータイプなのでそこも考えると良いかと。

チーム作りや人脈形成ができてない時は、毎月1回は何かしらの会やコミュニティ、またはSNSやブログでもいいので交流をしているか?行動を振り返っていくと目標設定できますので。

法人化において大切な4つのこと第三位:ターゲットの見直し

ターゲットの見直し

自分が成長すると、教えられることが増えてきますね。

そうなると、スキルや実績も増えてくるので「誰になにを提供できるか」も、変わっていきます。

ステップアップとして、予算のある中小企業むけに1件の単価が10万円以上の商品しか販売しない、などターゲットを変えることができますね。

起業年数だけでなく、実績が増えてきたら定期的にターゲットの見直しをしていくことが大事です。

ターゲットの見直しと目標設定方法について

ターゲットを見直しするときには、基本的には上の立場や上のレベルで考えます。
今までうまくいっているなら、よりレベルをあげていきましょう。

ただ、ターゲットを見直すならリサーチからやり直しが必要になるので、1ヶ月間はリサーチする、過去のお客様にヒアリングするなど期間を決めて動きましょう。

だらだらリサーチしても答えは出ないので、行動しながら反応を見つつ、数字データを分析するのも大事になります。

無形商品における単価の考え方とは

学び

とくに無形の商品は、単価の概念がわかりにくいですよね。

よりレベルの高い情報を仕入れて、自分なりに解釈し、パワーアップすることで、教えられる情報の質を高めることができます。

自分が学びに投資しているぶんだけ、サービスの価格についても単価アップできるという考え方が良いかと思いますよ。

自分が成長しているのに、ずっと低単価で販売しているのは、もったいないことなので、気を付けてくださいね。

逆をいうと、知識の仕入れをしていないのに高単価で販売することをしてしまうと、もうその方法が通用しないとか、知っていることが多いと満足されにくくもなるので要注意です。

法人化において大切な4つのこと第四位:自分しかできないことに集中する

打ち合わせ

チームができていない状態なら、やるべきこと・やらないことを決めていくことが大事。

チーム化ができているなら、あえてメンバーに力をつけてもらうために、仕事を振っていきます。

自分の仕事をいかに手放し、打ち合わせや、マネジメントなど、自分しかできないことに集中できるかを考えましょう。

チームで動く際に、仕事を任せると決めたのなら、最後は経営者である自分が責任を取る覚悟があるかどうかも再確認しておきましょう。

自分しかできないことに集中することと、目標設定について

法人化 事業

自分にしかできないことは何か?先に分けるためにも1ヶ月間ぐらいで人に依頼できるもの、誰がやっても結果が変わらないこと、結果が変わってしまうことなどを振り分けてみましょう。

その後、マニュアルを作れば解決することであれば、マニュアルの作成をしたり、ここも依頼できるならできる人にお願いすると良いでしょうね。

そうすることで、自分にしかできないことと、依頼できることが分かるので、あとはどんどん外注や委託をするために、採用から逆算してスケジュールを組みましょう。

無料で採用か、広告で有料で採用かも考えることも大事になります。

法人化する際に意識したい4つのことを、おさらいしましょう。

①安定した売上のための仕組みづくり
②チーム化&人脈づくり
③ターゲットの見直し
④自分にしかできないことへの集中

事業を拡大していくことが、起業の楽しみでもありますね。

法人として、いかに貢献度の高い仕事を効率よく創り出せるか、ぜひ一緒に挑戦していきましょう。

法人化

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