フロントエンド・バックエンドマーケティングとは?具体例で解説

フロントエンド・バックエンドマーケティングとは?具体例で解説

みなさんは「フロントエンド」「バックエンド」というビジネス用語をご存じでしょうか?

ひとり起業家の方にとっては欠かせないマーケティング手法です。

今回はマーケティング手法の1つである「フロントエンド」と「バックエンド」について、その特徴と具体例をあげながらライターの松井が詳しく解説いたします。

これから起業を考えている方や起業初心者の方は最後まで読んでご自身のビジネスの参考にされてくださいね。

目次

フロントエンドとバックエンドについて

フロントエンドとバックエンドについて

まず、フロントエンドとバックエンドのマーケティングについてそれぞれ詳しく解説します。

フロントエンド

フロントエンドは新規顧客獲得や集客のためのお試し価格で販売する商品のことです。

その名前の通り、自分のビジネスの一番前にある商品というイメージです。

このフロントエンドは、自分が真にやりたいビジネスの見込み客となりそうな方たちを集客するための商品にしなければなりません。

バックエンド

バックエンドはフロントエンド商品を販売した後に提供する商品のことです。

このバックエンド商品は本当に自分の売りたい商品かつ、自分が顧客に最大の価値提供ができる商品でなくてはなりません。

また、このバックエンド商品では利益の確保も重要なポイントとなってきます。

この記事を読んでくださっている方はひとり起業家を目指している方が多いと思いますが、その場合両方を準備しておく必要があります。

フロントエンド・バックエンド商品の考え方

フロントエンド・バックエンド商品の考え方

フロントエンドとバックエンドの違いについてはご理解いただけましたでしょうか?

ここからは具体的にそれぞれの商品の作り方と導線について考えていきたいと思います。

先にバックエンドから考える

ひとり起業家の方はフロントエンドとバックエンドの両方の商品を作ってくださいね、とお伝えしました。

なぜ両方ないといけないのか?というと、個人でビジネスをする時に価格の安いフロントエンドの商品だけを販売し続ける、というのはとても大変なのです。

収益の考え方というのは

顧客単価×成約数

ですので単価が安いと多くの方に購入してもらわないと利益が出にくくなります。

個人で毎月集客をして一定数の成約をもらうのはかなりの労力がかかり、ひとり起業家さんには全くおすすめできません。

ですのでバックエンド商品というのはとても重要です。

基本的には軸となるバックエンド商品から作ってください。

そして、バックエンド商品が欲しい!と思われるようなフロントエンド商品を作ります。

フロントエンドとバックエンドの具体例

では具体的なフロントエンドとバックエンドの商品をご紹介しますね。

みなさんもぜひ、ご自分の商品やサービスをイメージしながら読み進めてくださいね。

有形商材

形のある物を販売するサービスの場合の具体的な商品例です。

フロントエンド:割引クーポン・お試しセットなど

バックエンド:本商品・定期購入

化粧品やダイエット食品のネットサイトを見てみるとわかりやすいと思います。

初回分はかなり値段を下げて、より多くの人に購入してもらえるようなマーケティング導線になっています。

ここでのポイントは無料にしてしまうのではなく、有料にして本当にニーズのある見込み客を集めるようにしましょう。

無料にしてしまうと、「タダだからとりあえずもらっておこう。」という本来のターゲットではない人が集まってしまいます。

ある程度購買意欲の高い人たちを集めた方が、バックエンド商品の成約率が高くなります。

無形商材

セミナーやコンサルティング、情報商材などを販売したい方のサービス例です。

フロントエンド:体験レッスン・無料商材(動画やブログ)

バックエンド:本レッスン・有料商材

無形商材を販売したい場合はまず、実績を作ってこの人にならお願いしてみたい!と思われる人にならないといけません。

そのための実績作りとしても、フロントエンドの商品を利用しましょう。

例えば、ライティング講座を販売したい方なら、低価格でライティング記事の添削をしてあげる、といった感じです。

これを積み重ねていけば、添削した件数を実績としてSNSで発信できますね。

低価格の体験レッスンや有益な情報の発信を積み重ねることで信頼度が高まります。

何をやっているかよくわからない人のセミナーを受けたり、有料商材を買おうとは思わないですよね?

まずはコツコツと実績を積み重ねて信頼を獲得しましょう。

フロントエンドとバックエンドの販売方法

フロントエンドとバックエンドの販売方法

ではどのようにしてフロントエンドとバックエンドの商品を販売していけばよいのでしょうか。

フロントエンドマーケティング

フロントエンドはターゲット層に広く、自分の商品を知ってもらう必要があります。

ここでぜひ活用してもらいたいのはInstagramやLINE公式などのSNSです。

ひとり起業家さんは多くの予算を使えるわけではないので、無料で利用できるSNSで必ず発信してみてください。

有形商材なら視認性のあるInstagram、セミナーのような無形商材はTwitterと相性が良いです。

複数のSNSを平行して発信するのが効果的ですが、時間が取れずにどれも中途半端になるようだったら、

初心者の方はまずどれか1つに絞って発信しましょう。

SNSでは見込み顧客の人たちにとって有益になる情報の発信を心がけてください。

この人の発信をもっと見たい!とあなたのファンを作っていくイメージです。

そこからLINE公式やメルマガに登録してもらいます。

ひと手間かけてでも登録してくれる購買意欲の高い人たちに向けて、バックエンドへと繋がるマーケティングをおこなっていきます。

集客を楽にする方法がこちらの記事で詳しく書かれていますので参考にされてみてください。

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バックエンドマーケティング

バックエンドマーケティングはフロントエンドマーケティングを正しくおこなっていれば、そんなに難しくはありません。

有形商材の場合は、メルマガやLINE公式で本商品の案内や使用方法、口コミを流してぜひ購入したい!と思ってもらえるように見込み客との接触を継続します。

LINE公式を利用しているならステップ配信、セグメント配信ができるLステップの導入もおすすめですよ。

フロントエンド商品を購入してくれた人の中から、本当にあなたのサービスに興味関心を持っているのかどうかをしっかり見極めるのも重要です。

無形商材の場合はメルマガやLINE公式内では本サービスの情報を少し出してみても良いですね。

そこからさらに知りたい!と興味を持ってくれた方にZoomや対面で見込みのある方とお話しする場合が多いと思いますので、下記のポイントを抑えてみてください。

  • 今何に困っているのかヒヤリングする
  • どんなことができるようになるのかを伝える
  • 金額をきちんと伝える
  • 返事をもらう日限を決める

一度の商談で決まらなくても落ち込まなくて大丈夫です。

発信を継続して実績をつけていけば、また戻ってきてくれるお客様って結構多いんです。

まとめ

今回はビジネスにおいてのフロントエンドとバックエンドについての考え方や具体例をご紹介しました。

起業初期の方やこれから起業しようと思っている方はご自身の販売したい商品をフロントエンドとバックエンドに当てはめて読んでいただくと理解が深まると思います。

ビジネスを展開する上でどちらも欠かせない重要なマーケティング手法です。

eightsuマーケティング株式会社の高木つぐ美さんはどちらも得意としており、フロントエンドからバックエンドまでの導線もとてもスムーズに構築されるので、法人様からも人気のマーケターなんです。

Lステップの正規代理店でもありますので、気になる方はぜひお問い合わせくださいね。

フロントエンド・バックエンドマーケティングとは?具体例で解説

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