実務に使えるAI活用Zoomミーティング編

オンラインで打ち合わせをした後、議事録作成に時間をかけている方はいませんか?

議事録を作成する時間を他の仕事に回せたら…と考えたことは一度や二度ではありません。実は、有料版Zoomを活用することで議事録作成の時間を短縮できます。

今回はZoomで議事録に近い要約を作成する方法をお伝えします。Zoomの有料プランの機能ですのでご注意ください。

https://zoom.us/ja/signin#/login

Zoom豆知識
Gmail経由でZoomにサインインすると、認証が出ずにすぐログインできます。
(メールアドレス経由サインインは認証が出ます。)

目次

ZoomのAI設定をする

設定>ミーティングを開いて、AICompanionを設定します。(☑️チェックを入れる)

ミーティング要約テンプレートが選べるので、セレクトします。
一般テンプレートが使い勝手が良いので、よく使っています。

Zoom豆知識
打ち合わせごとにミーティングURLを発行すると手間がかかります。
定期ミーティングを作成することで、一つのURLを先方に共有するだけになります。

ミーティング立ち上げ後の設定

ミーティングを立ち上げたら、「文字起こし」ボタンを押してください。

次に、「レコーディング」ボタンを押します。
私は、「クラウドにレコーディングする」を選択することが多いです。

レコーディングをしながら文字起こしをした時が、完成した要約の精度が高くなるように感じます。一応、レコーディング、文字起こしを設定し忘れたとしても要約は完成します。

要約の確認方法

ミーティングを終了すると、Zoomに設定したメールアドレスに、完成した要約のメールが届きます。もちろん、管理画面からも確認できます。

要約をGoogleドキュメントやWordで整えた後に共有するのがおすすめです。

Zoomから要約をそのまま「リンクをコピー」を押して共有することもできますが、内容を編集する必要がある可能性があるためお勧めしません。

レコーディング(録画)について

ミーティングのレコーディングの保存先は、クラウドとコンピュータを選択することができます。

クラウドを選択すると、Zoomの管理画面にある「レコーディングと文字起こし」から音声だけを選んでダウンロードすることも可能です。

アップデートによりこのように「文字起こしファイル」も出せるようになりました。

ちなみに、レコーディングした動画を手動でVimeoやYouTubeなどにアップロードするのは手間がかかりますよね?

実はZoomと連携させることで、Vimeoに動画を自動でアップロードすることができます。Vimeoの連携方法はこちらの記事で説明しているので合わせて読んでみてください。

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また、コンピュータを選択すると、Macの場合はFinderの「書類」に、録画と音声が自動で保存されます。

こちらはコンピュータ内にデータとして保存されるため、手動でVimeoやYouTubeに動画をアップロードし共有する必要があります。

YouTubeは、個人情報が入っていると削除されるのと、販売目的での限定公開は違反になるのでご注意ください。

本記事は、2025年6月13日時点で作成しています。
Zoomは定期的にアップデートがあり、管理画面が変わってしまいますので、ご自身のバージョンで確認しながら設定してくださいね。

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