Lステップの機能の一つに「流入経路分析」があります。
流入分析機能を使うために各発信媒体(Instagram、HP、Facebook)でLINE登録の入り口を作ったが、分析やそれに合わせた発信まではできていない!
とお困りの方はいませんか?
どこであなたに興味を持ち友だち追加したのかを分析することができれば、どの発信媒体に力を入れたらよいのか指標を持つことができます。
全ての発信媒体に全部力を入れるのは、時間的にも経費的にも限界があります。
集客や価値提供に悩んでいるという方は必見です。
Lステップ・流入経路分析
Lステップの流入経路分析機能は、プロプランのみで利用することができます。
複数の媒体からLINE登録の入り口を持っている場合、流入経路分析をすることでより効果的に集客や価値提供をすることができます。使いこなすための具体的な活用方法を解説します。
流入経路分析とは
Lステップの流入経路分析とは、誰がどの経路から友だち追加をしたか特定できる機能です。
友だち登録用のQRコード※(以下QR)を各媒体ごとに異なったものを作成し、誰がどの経路で登録されたかを特定することができます。
例えば、店頭にはQR①、YouTubeにはQR②、instagramにはQR③というように媒体ごとで異なるQRを配置します。
また、QRごとに異なるテンプレートでの配信が設定できます。
・タグ付け
・あいさつメッセージ
・シナリオ配信
・リッチメニューの表示
流入経路ごとに個別で上記のアクション設定をすることで効果的な教育を行えますね。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
Lステップの流入経路分析を使う4つのメリット
メリットは4つです。
・友だち登録した経路、購入者・参加者がわかる
・流入経路ごとに配信シナリオを設定できる
・費用対効果が出やすい
・来場・来店受付が自動化できる
それぞれ詳しく解説します。
友だち登録した経路、購入者・参加者がわかる
流入経路分析をすることで、どの媒体から友だち登録に誘導できているかが分かります。そして各媒体の方向性や発信内容の検討をすることができます。
流入経路ごとに配信シナリオを設定できる
流入経路ごとにタグ付けをすることができます。
この機能を使うことで、各経路のユーザー特性に合わせて配信する内容を変えることができます。ユーザーに合った配信をすることで、成約率のアップやブロック率の低下につながります。
例えば、
・セミナーで登録した人にはコンテンツ販売やコンサルティング販売に関する情報
・SNSから登録した人にはセミナー開催の案内
といったように、流入経路に合わせた配信ができます。
費用対効果が出やすい
流入経路ごとに登録人数を把握すると、各媒体ごとの効果測定ができます。
例えば、
・店頭のQR①から登録者は10人
・YouTubeのQR②から登録者は90人
・instagramのQR③から登録者は5人
という結果であれば、「今後はQR②のYouTubeに力を入れよう!」判断できます。
効果が高い媒体に注力することで、限られた予算で最大の効果を出すのに役立ちます。 また、効果が低い媒体に対しては、発信内容の再検討などもしていくことができますね。
※画像は自社運用
来場・来店受付が自動化できる
流入経路分析は、リアルで開催するセミナーやイベントの来場受付として使うこともできます。セミナーやイベントの受付用にQRを発行し、会場の入口に設置します。来場者にQRを読み取ってもらえれば、受付の自動化とともに、出席確認の代わりにもなります。
Lステップの流入経路分析の活用事例
実際の活用事例を3つ紹介します
・コーチング、コンサルティング、講師業などのリアルセミナーの例
・ホテル、旅館、宿泊施設の例
・飲食業、レストランなどの例
コーチング、コンサルティング、講師業などのリアルセミナーの例
行動 | 取得できるデータ |
流入経路分析で設定 タグ付け(例:◯月◯日セミナー参加者) ↓ セミナー参加者募集 ↓ セミナー会場に受付用QRを発行し入口に設置で 受付の人員配置が不要に ↓ 参加特典の資料を配布用QRをスライドに表示 ↓ 流入経路分析をもとに個別相談、コンテンツ販売等の 案内を配信で売上アップへ | 参加者リスト 受け取りの有無確認 |
ホテル、旅館、宿泊施設の例
Lステップの流入経路分析機能を使えばLINE内で自社で作成したオリジナルのポイントカードを作成することができます。
行動 | 取得できるデータ |
流入経路分析で設定 タグ付け(例:◯月◯日宿泊者) ↓ 宿泊施設の受付用にQRを発行し、入口に設置 ↓ 画面内のポイントカードに来店ポイントを加算 周辺の観光案内、おすすめの飲食店、お土産情報を 配信して個別の対応時間が削減 ↓ 流入経路分析をもとに次回宿泊を促す、オリジナル 商品販売の配信で売上アップへ | 受付確認 来店回数、頻度 |
飲食業、レストランなどの例
接客の中で直接お友だち登録を促す店舗では、スタッフごとに流入経路を作成することで友だち登録を多く獲得するスタッフがわかります。登録数が多いスタッフの対応を模倣すれば店舗全体の登録数が増加が期待できます。
行動 | 取得できるデータ |
流入経路分析で設定 タグ付け(例:◯月◯日来店Aさん) ↓ 接客の中で直接LINE登録を促す (例:友だち登録するとドリンク1杯サービス) ↓ 友だち登録のQR提示 ↓ ドリンクサービス ↓ タグをもとにスタッフの教育に活用し 店舗の友だち登録者を増やす 次回来店のきっかけになるクーポンなどを 配信でリピート獲得へ | 友だち登録を獲得した スタッフ、友だち登録 |
オンラインカード決済する時に流入経路分析を使う方法
セミナーなどの参加費用をオンライン上で決済することができます。しかし決済時にはLステップからカード決済会社のサイトに移行して手続きがされるので、参加者の決済の可否が判別できません。
そこでやっておきたいのが決済完了者のタグ付けとオンラインカード決済後に流入経路のURLにリダイレクトさせる設定です。決済後にURLをクリックすると流入経路のページに戻り、「決済完了」のデータがLステップの中で取得できます。
使っていない方はもったいないので、ぜひ活用しましょう!
行動 | 取得できるデータ |
①流入経路分析で設定 タグ付け(例:決済完了者) ↓ ②カード決済サイトに決済後のリダイレクトを 流入経路分析のURLに設定 ↓ ③セミナー参加者募集 ↓ ④Lステップ上で参加申込ボタン設置 ↓ ⑤申し込み後、決済サイトに誘導 ↓ ⑥オンラインカード決済後、②で設定した流入経路分析のURLに リダイレクト(カード決済サイトから流入経路分析に戻る) ↓ ⑦カード決済完了者がタグ付けで分かる | 参加者リスト 決済完了 |
クレジットカード決済がわかる方法
カード決済サイトにリダイレクトを流入経路分析に設定ができます。しかしカード会社によっては十分な説明が記載されていないので分かりにくいこともあります。
弊社では決済サービスでSquareをよく利用しますが、自動でリダイレクトを流入経路分析に設定できますか?とよく質問されます。設定方法をお伝えしておきますね。
Squareの公式サイトで該当ページをご覧になり、オンラインチェックアウトの部分をクリックするとそのまま設定部分へ移行するので操作してみてくださいね。
https://squareup.com/jp/ja/online-checkout
Square オンラインチェックアウトのお会計リンクをはじめる
https://squareup.com/help/jp/ja/article/6692-get-started-with-square-checkout-links
Lステップ・プロプラン流入経路分析活用のまとめと注意点
Lステップのプロプランで使える「流入経路分析」について解説しました。
まとめ
・友だちの登録経路がわかり、経路ごとのタグ付け、シナリオ配信ができる
・費用対効果が出やすい
・来場・来店受付が自動化できる
・カード決済時、決済完了のデータが取得できる
また流入経路分析を使う上での注意点が2つあります。
注意点
・流入経路分析はプロプランのみで使える機能です。スタートプラン、スタンダード
プランでは使えません。
・友だち登録時に情報利用の同意の認証画面が表示され、ワンタップ多くなる
LINE登録の入り口を工夫することにより、ユーザーの特性に合わせた集客・教育を行うことができます。流入経路分析を上手に活用して、効果的な発信にもつながります。
せっかく各媒体で集客して、LINEで価値提供、コンテンツ販売をするのであれば、効果的に運用したいですよね。
Lステップ・LINE公式のお悩みはeightsuマーケティングにお任せください
Lステップの構築は専門的な知識がないと適切に活用することが難しいものです。流入経路分析だけでも、活用方法がたくさんあり、よくお問い合わせがあります。
せっかく発信媒体とLINE公式アカウントを作成したのに上手に使えないのでは、時間と手間が無駄になってしまいます。
LステップやLINE公式について質問や困ったことがあればLステップ正規代理店の弊社にご相談ください。
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