起業して3年経つと、廃業してしまう方が、なんと半分の52.4%。(中小企業白書より)
事業が続いているというだけで、誇らしいことなんですよ。おめでとうございます!
自信をもって、さらにバリバリ動いていくために「意識したい4つのこと」をご紹介します。
起業初期の土台固めのために、やるべきことを確認したい方は「起業1年目でやるべき4つのこと」の記事をチェックしてみてくださいね。
起業3年目に意識すべき4つのことと、目標設定方法について
起業3年目に意識したい4つのことは、以下のとおりです。
①安定した売上のための仕組みづくり
②法人実績をつくる
③案件を取りにいく
④チーム化
それでは、詳しくみていきましょう。
起業3年目に意識したいこと第一位:仕組みづくり
起業3年目になると、実績とあわせて収益をあげることが大事。
単発で7桁の売上をつくることは出来ても、毎月継続した売上を出される方は多くありません。
なぜなら、売上を短期的に伸ばすという思考になっているからです。
起業1年目はそれでいいのですが、3年目からは安定した売上のための「仕組みづくり」が必須となります。
対面よりもWeb上のほうが、仕組み作りはしやすいので起業3年目からは優先度を高めていきましょう。
ホームページやブログ、SNSを整えて、問い合わせを受け付けるなど、自分が動かなくても良い仕組みづくりは早いうちに取りかかっておくと良いかと思います。
起業3年目に意識したいこと第二位:法人実績をつくる
そして、大事になるのは法人案件を積極的にとりにいくこと。
なぜなら、信頼度が一気に上がるからなんです。
たとえば商品サービスが同じコーチ業の方がいるとして…
Aさんは100人以上にコーチングをしてきたという実績を出しています。
もう一方のBさんは、法人から委託されて企業研修を任せてもらっていることを実績としています。
どちらが、レベルが高いと見られるでしょうか?
やはり、中小企業とお仕事ができる実力のあるBさんになりますよね。
さらに企業研修だと、相場として最初から数時間で2~3万円になるものが多いので単価も高くなります。(実績があれば1回5万円〜も可能に!)
単発でなく、継続的にお仕事をいただけるように交渉していくのが理想です。
安定した収益が確保できるだけでも、フリーランスにとって精神的な余裕がつくれますよ。
起業3年目に意識したいこと第三位:案件を取りにいく
最低1社は法人案件を取りに行きましょう。
ただ、よほど発信力がある場合を除いて、待っているだけでは法人案件はとれません。
困っている方に、お声かけしてみたりと基本的に自分で動いていきます。
経営者の集まる、地域の勉強会や交流会に参加してみると、つながりができますよ。
経営者には男性が多いので、女性は目立つ存在となり頑張っている姿も見せやすいです。
「法人向けに、こんなお仕事ができます」
「昼間に本業として動けます」
といったように自分から伝えたり発信することで、個人でも法人案件はどんどん獲得することができます。
起業3年目に意識したいこと第四位:チーム化
フリーランスでも法人化までスケールしたいなら、チーム化を見据えることも大事になります。
外注や委託をしてどんどんお願いし、自分の作業を減らしましょう。
特に事務、経理、お客様対応窓口、税理士さんや専門家への依頼などを少しづつお願いすると良いでしょう。
WEB制作や動画制作系などのクリエイターさんだと、1年目からチーム化していっても良いかと思います。
とくに女性は、ご自身や家族の体調不良の際にも、納品に間に合うように助けあうことができると安心ですよね。
ただ、性格によりけりでチームで動くのは疲れる、違和感があるという場合は、マネジメントを人に任せてチーム化するのも一つの手となります。
起業3年目に意識したい4つのこと
起業3年目に意識したい4つのことを、おさらいすると以下のとおりです。
①安定した売上のための仕組みづくり
②法人実績をつくる
③案件を取りにいく
④チーム化
WEBマーケティングで売上利益の確保、仕組み作りを1番優先にします。
その後、法人案件を最低1件でも取りにいくと、個人事業主でも法人と対等に仕事ができる人だと見られるのでいっきに差別化と信頼度UPにつながりますよ。
ここでtoCの一般個人ばかりを対象にするのか?法人ともお仕事をするのか?でスケールアップするフリーランスになれるか?なれないのか?別れ道になってきます。
理想の事業のあり方を、確認しながら方向性をきめてみてくださいね。
コメント